国連は2030年までに世界の交通事故の死傷者を半分にする目標を掲げております。
詳細は以下の通りです↓
2020年9月、国連総会は決議A/RES/74/299「世界の道路安全の向上」を採択し、2030年までに道路交通による死傷者を少なくとも50%防ぐという野心的な目標を掲げた「2021~2030年道路安全のための行動の10年」を宣言しました。WHOと国連地域委員会は、国連道路安全協力の他のパートナーと協力して、「行動の10年」の世界計画を策定し、2021年10月に発表しました。
世界計画は、交通安全に対する総合的なアプローチの重要性を強調し、道路と車両の設計の継続的な改善、法律と法執行の強化、負傷者に対するタイムリーで命を救う救急医療の提供を求めることで、ストックホルム宣言と一致しています。世界計画はまた、本質的に健康的で環境に優しい交通手段としての歩行、自転車、公共交通機関の利用を促進するための政策を推進するストックホルム宣言を反映しています。
前回の「道路安全のための行動の10年」(2011~2020年)で達成された進歩は、今後数年間の行動加速の基盤を築きました。成果の中には、道路安全を世界保健開発アジェンダに組み入れたこと、効果的な対策に関する科学的指針を広く普及させたこと、パートナーシップとネットワークを強化したこと、リソースを動員したことなどがあります。この新たな「行動の10年」は、これまでの成功と教訓を活用し、それを基盤としてより多くの命を救う機会を提供します。
国連は「行動の10年」の世界計画を策定し、2021年10月に発表しました。
【TEAM-8A創業は2021年8月19日】
TEAM-8Aはその計画より前に、交通安全事業の創業を開始し日本国内で呼びかけを継続しております。
それらの声を今後は世界への呼びかけに拡大させ、各国具体案を出し国連に協力出来る体制を整えて行きます。
■世界の交通事故の状況
世界では現在、交通事故によって毎年約 130 万人 (毎分 2 人以上) が死亡しており、その 90 % 以上が低 ・ 中所得国で起きています。 自動車が発明されて以来、世界の道路で 5 千万人以上が亡くなっており、これは第一次世界大戦や世界最悪の伝染病の死者数を上回る数です。
SDGs Goal3 3.6は、この深刻な問題に取り組むための目標を設定しています。
■事故の主な原因
道路交通事故の主な原因は、過速、飲酒運転、安全装置の不使用など多岐に渡りますが、具体的なモデルケースを示されている物では、国連では交差点エリアで交通事故時の衝突速度が車の場合スピードは時速50㎞、自転車やバイクの場合時速30㎞が生存可能レベルと設定しています。そのデータに基づき交差点付近では時速50㎞以下を推進しており、スピードを出し過ぎない事で死傷者を減少させる事が出来る事を認知させる上に、TEAM-8Aでは+アルファで低速で走る事で燃費の向上や車両の劣化具合を抑える事が出来る利点も含め、この考え方を浸透させて行きます。
■SDGsの取組みの意義
SDGs Goal3 3.6は、道路交通事故による死亡と負傷を2030年までに半減させるという目標を掲げています。
この取り組みは、全世界の安全を向上させるための重要なステップで、世界規模で大義名分があります。
■安全な交通インフラの整備
道路の安全性を高める為のインフラ整備は必須であり、歩道、自転車道、交差点の改善など、安全な交通環境を作ることがSDGs Goal3 3.6の目標達成に繋がります。しかしながらこの日本では例えば、信号機の無い横断歩道での事故が多発しているのにも関わらず、信号機が無い横断歩道が116万本以上ございます。また別のモデルケースでは夕暮れ時の歩行者の死亡事故が多いのにも関わらず、照明器具を付けさせるなどの対策もないまま交通事情が進んでいる現状があります。交通事故を減らす為には、どの様な箇所で実際に交通事故が多く起きているかを考える必要があり、それを改善するにはどの様なインフラが必要なのかを考え下記に明記する法律の規制と強化に繋げる働きかけをTEAM-8Aはしていきます。
■教育と啓発活動の強化
道路交通の安全に関する教育や啓発活動を積極的に行うことで、事故を予防する意識を高めることができます。特に交通安全は心の面も重要視されており、事故が多い年齢層の若者や高齢者へも呼びかけを強化していきます。
■法律と規制の強化
道路交通事故を減少させるためには、適切な法律や規制の整備とその徹底が必要ですが、法律があるからと言い守られるわけではなく、上記で明記させて頂いた通り、インフラ部分の改善で事故を減らす為の活動も行っていきます。
国際道路交通事故データベース(IRTAD)がデータを有する30か国について,人口10万人当たりの死者数を比較すると,我が国は3.1人(2019年)であり,第7位に位置しています。
自動車走行10億キロメートル当たり交通事故死者数の状況は下記の通りです↓
日本 2018年5.57人
イギリス 2014年3.54人
スウェーデン 2.64人
ドイツ 2018年4.36人
フランス 5.21人
アメリカ 2018年7.01人
世界規模で日本は実は交通事故が多い国となっております。
現在、後発開発途上国の国でも車が走る国がほとんどで、誰もが家から一歩出れば交通安全を意識しないとならない領域になっています。しかし、交通事故で亡くなる方が膨大におり、国連が動くまでになっています。
このモデルは後発開発途上国から先進国まで、どこの国でもピンと来るビジネスモデルに成り得ますが、専門に動いているのは各国警察位で、それでも死傷事故が減らないと言う現状に着手する大義名分があると考えています。
TEAM-8Aではエンターテインメント要素も加え、より多くの方が交通安全に触れる機会を創造し、世界的に人気がある日本から他国への呼びかけの強化をする役割も担い行動して行きたいと思います。
2024年に日銀総裁と立憲民主党の野田代表が社会的インパクト投資について今後も盛り上がる市場だと明言をされました。TEAM-8Aでは2021年からそれを開始しており、主要テレビメディア・主要新聞メディア・有名YouTubeメディアなどに露出されています。
国連ではこのグローバルプランのメイン対象者は国や地方自治体などにされており、それらの組織に刺激を与えることを目的とし、道路に影響を与える可能性のある他の利害関係者として目標が掲げられています。(市民、学術界、民間団体を含みます)
国連の計画と予測、そして実体験から信用ある大きな組織程その手ごたえは大きく、それらの組織に対して情報を提供出来る喜びを今後もTEAM-8Aは創造していきます。
残念ながら世界で起きている戦争は私たちでは解決に導く力はありません。
しかし、戦争で亡くなる方より多い交通事故死の数は、私たちが減少に向けて導く事が出来る可能性があります。
国連が2030年までに世界の交通事故死傷者を今の半数にすると言う目標を掲げている今のタイミングでTEAM-8Aに関わって頂く事で、大きな波に乗って頂けるチャンスになっていると思います。
1国の規模では無く世界が同時に動くのこの一生涯に一度のチャンス向けて共に走る事が出来ましたら幸いです。